2009年6月アーカイブ
論文を見せてもらってまず経験ないんだなあ・・レベル低いなあと思ってしまうのは
「~だと思う」という接尾。
論じているのに「~だと思う」ってのは・・じゃああたしは「いや、そうじゃない。~だ。」って言いきられた時点で、それが正論かどうかに関わらず負けなんですね。
助詞とか文末のニュアンスとか、そういうさり気ないところに思索レベルと時間のかけかたが出てしまうとわたしは思ってしまいますし、もちろんわたしの価値判断においてですが私自身外したことはないと言い切れます。
ショーペンハウエルが
「哲学は他者を相容れない文学、喧嘩する文学、詩文は他者の共感を呼ぶ文学」
というようなことを正確ではないですが書いていましたが、全くその通りだと感じます。
哲学する人が大事な意思表示をして「~だと思う」なんていうのは愚の骨頂。読書の量を質に還元させる能力に乏しいか勉強不足といわれても仕方ないと・・・"思います。"
もちろん、これを会議だのなんらかのディスカッションでやったら嫌われますわね。。嫌われても良いってほどあたしは強くないので、どこでもこのようにってのは無理です。場所わきまえて文体を使い分けてこそと、そう心がけているわけです。ハイ。
常識という概念は非常識を断罪するために存在すると。
いわば常識とはルールみたいなものでその世界での常識が個々にある。法律とか掟とかいうものに近いが大きく違うのがその罰則が規程されないところにある。
そういった観点からすれば法律も常識の傘下にある、というか
常識をもとに法が整備されている・・と言えるだろう。
その領域の常識を破って、かつ法に抵触しない場合・・そしてその制裁が行われる場合には陰湿なものであることも多い。
「わかっとけよ」
というのが制裁する側の本音であろうから、あえて説くこともないのであろう。
はたして常識に間違いはないのか?もしくは常識を適合させるのが正しいのか。それを判断するのが良識。
A領域の常識と、B領域の常識で相いれない部分があった場合、AとBの折り合いが付けられるのは第三者AでもBでもないCという常識であり、これが良識なのかと。良識を持っている人は賢者で実にそういった人間に出会えることは稀である。少なくとも私の知る限りでは・・私含めて・・・どうなんだろう。
はたして自分がAの当事者であったとき、Bに対してどうやっても曲げられない、無謬である常識Aを持っていたとして
Aをつらぬくのか、AをこらえてBに合わせるのか・・・
それを判断できるのは良識であるCである。
当事者である自分でありながら良識者Cになろうとすることは苦行に等しく
その人にとって本当に常識と言えるものであれば精神的に高度な部分で乖離するはず。きわめて理性的であるが一つの精神として一致するはずがない。
常識と常識が相容れないときに戦争も起こるだろうし、昵懇の仲も犬猿の仲になるのだろうねえ。
常識は他の常識に対してその能力、思考に大きな差があっても尊敬することはなく、常に対等なのである。
他者に尊敬できる限り、常識は良識であることができる。ただ、確乎たる思索がなければ己の良識で己の常識を破壊しかねない。譲れない一線は生命線。そこを越境されたら、色んな意味で辞めるしかないのである。
最近テレビ見てたりインターネットでニュース見てたりすると簡単に「号泣」という言葉が出てくるからびっくりします。
「記者会見で号泣」
とか、でてきますゆえに巷に号泣という言葉が蔓延してきた当初には(最近ですよね)かなりびっくりしました。
記者会見で「わーん」って声をあげて泣くってのは何があったんだべし?と思ってみてると
単に目に涙をためてるだけだったり、ちょっと嗚咽するくらいだったり。。
なんかの歴史小説もので、泣くには3種類ほどあって哭・号・泣で
まあ哭ってのは泣くわ、叫ぶわ・・号ってのは声はあげるけど涙はしない、涙だけ流すのが泣だったかと思うのですよ。
自力で調べたわけでもなく、調べようとも思ったわけでなくてかなーり昔の読書中に「ふーん」と思ったことの受け売りというやつですけれども、それでも号泣はやっぱり声は書いて字の如く号令するの号ですから号してもらわないとあからさまな誤用・・っていうか紛らわしいと思うのですけれども、こう思うのは年齢重ねたせいでしょうか。。



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