いま読んでる本
史記列伝を数か月かけてようやく読み終わりまして次に熟読すると決めたのはブリア=サヴァランの「美味礼讃」でした。
この本は私は初めて読みます。
読むきっかけになったのはこのブログでカテゴリを設定するときに、おいしいもの話のときは「美味礼讃」にしたのです。
で、そのワードを使うからにはこの本を読まねばならぬということで買い求めました。
読んでいくと実に面白いですね。非常に学識深くて興味が多岐にわたる御仁であったのがわかります。おいしいもの本というよりも自分の広い学識を通じて美味しいものや美食家とはどうあるべきかを精査しています。
確かに科学の進歩というものは現在において書かれた1800年くらいに比べてずいぶん発展していますが著者の未来を想像する力はとても面白いものもあるし、「未来はこういったことも証明されるだろう」みたいな洞察も正確かどうかは別にして非常に興味深いです。
日本語に翻訳されているものしか私には読む能力はないのですが、かなりコミカルに描かれている部分もあって退屈しません。作家が喜劇を書くか悲劇を書くかは便通に因るとか、ブイーを食べる人は、知らないで食べてる人か小さい時に親に食わされたか。で、そういう人は自分の子供にも食べさせようとする・・とか。
名言としては「あなたの食べているもので、私はあなたがどういう人かを当てて見せよう」
「新しい星を発見するよりも新しい料理を発見するほうが人間を幸せにするものだ」
なんてものがあります。
かなり自信家であったと見えます。これはやや読み手としてはエッセーによく見られる不快感を伴うこともありますが、食通ならではのこだわり、おいしいものとはどういうものであるかを食べるという前、後のことを論理的に構築しているのはすばらしい。そういった能力を考えるとただ気分悪いというよりも一読の価値はあると思いました。
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私も読んでみようかしら、その本。
たまたま、先日会社で
伊丹十三監督の「たんぽぽ」という映画が
話題になりました。
「食べる」ということだけで、
たくさんのストーリーがありますよね。
どもー。時代もあるのか今で言ういわゆる料理本・美味しいもの本とは結構違います。題名とはちょっと違くて食べるといううことだけじゃなくて、むしろ原題にあるように生理的なもののアプローチの色が濃いです。内容云々は私が述べる資格もないと思われますので興味あれば是非読んでみてくだされ。